蜂田連(はちたむらじ)の祖先といわれる天児屋根命(あめのこやねのみこと)を主祭神として祭り、延喜式神名帳にも記されている古社です。当初は現在地より西一丁余りの山麓に鎮座しており、永禄11年の三好衆対松永勢の家原城攻防が原因で、現在地に遷宮したと伝えられています。
「お鈴の宮」という通称は、当社の起源と思われる蜂田連が毎年春の初めに土焼きの鈴12個を作り神前に供え、鈴音の良し悪しでその年の吉凶を占ったという古事に由来。現在も毎年節分の日に、境内の土で作った占い鈴で古式どおりの鈴占神事(すずうらないしんじ)を行い、参拝者に授与しています。また、破損返納された土鈴は、境内の鈴塚に埋蔵されます。
主な年中行事・ 見どころ |
2月 節分の日 鈴占神事 堺市指定保存樹木「くろがねもちの木」 |
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所在地 | 堺市中区八田寺町524 |
アクセス |
泉北高速鉄道・深井駅から 南海バス「津久野駅前」行き「鈴の宮団地東口」下車 徒歩5分 |