川のせせらぎや野鳥のさえずりを聞きながら、緑一面の田園風景の中をのんびり散策できるウォーキングに最適なスポットです。

綾織のように美しい水が沸くところから「綾井」という地名になったと伝えられ、かつては岸和田城主和田義明の弟、綾井伝内の居城として綾井城がありました。現在綾井城跡は専稱寺の境内となっており、山門前に残る50mほどの堀や周辺の古い町並みは綾井城の名残を今に伝えています。

かつてこの周辺は風光明媚な高師浜として知られ、当時は大阪湾に面する松林の中に境内がありました。現在も境内西側には昔の高師浜の松が残り、白砂青松の美しい海岸として詠まれた百人一首の歌碑も置かれています。

明治６年（１８７３年）に誕生した日本最古の公園の一つ。古くからの景勝地であり、明治時代から守り継がれた美しい松林は「名松１００選」に選ばれています。また園内にはプールや交通遊園、ばら庭園などレジャー施設が充実。浜寺公園碑や与謝野晶子歌碑、惜松碑などもあり、公園の歴史に思いを馳せながら散策が楽しめます。
【ばら庭園】
５つのエリアで構成された回遊式庭園と欧州モチーフの庭園があり、約400種6,000株のバラが植えられています。10時～17時(入園は16時まで)／休園：火曜日（祝日の場合は開園、翌平日休園）・冬期閉園期間あり／無料072-261-0936