昭和11年に完成した関西でも屈指の貯水量を誇る灌漑用の人工池。湖を思わせる美しい水辺はハイキングやサイクリングに格好の場所として親しまれ、白いアーチを描く光明池大橋は歩行者専用道路となっています。周辺には各種スポーツ施設も整備。水と緑に囲まれた一帯の景観は光明池緑地として「大阪みどりの百選」にも選ばれており、さまざまな野鳥が観察できる野鳥の森になっています。平成21年には大阪ミュージアムに登録されました。

白鳳元年（672年）、役小角の開基と伝えられる古刹。豊臣秀頼が四天王寺から移したと伝わる本堂をはじめ、源義経ゆかりの首堂などがあり、境内は府の史跡に指定されています。一帯は公園として整備されツバキやボタンの花園が訪れる者を楽しませてくれます。

〈和泉市久く保ぼ惣そう記念美術館〉
地元和泉市の繊維業で功績を上げた久保惣株式会社と久保家が収集した美術品約500点と美術館施設等を市に寄贈。それをもとに開館し、数寄屋風建築が美しい美術館。日本と中国の東洋古美術を中心に、国宝や重要文化財を含む約11,000点の美術品を収蔵。広い敷地内には松尾川が流れ、見事な日本庭園や茶室なども設けられています。［10：00〜17：00※入館は16：30まで／休館日は月曜日（祝日の場合は開館、翌平日休館）・年末年始・陳列替期間／有料／電話0725-54-0001］

〈和泉市いずみの国歴史館（まなび野プラザ内）〉
市内で発掘・出土した貴重な埋蔵文化財を展示。［10：00〜17：00※入館は16：30まで／休館日は月曜日（祝日の場合は開館、翌平日休館）・年末年始・展示入替期間／入場無料※特別展は除く／電話0725-53-0802］