美木多地区と和田川沿いの景観
石津川支流の和田川沿いの美木多地区は、古来「和田谷」と表記され「にきた」「みきた」と呼ばれており、明治22年4月施行の町村制によって「美木多」の地名が使われることになりました。和田川沿いには季節の草花や野鳥のさえずりが楽しめる散策路が続き、山の斜面にはミカン畑が広がります。
滝桜から美木多上を望む
滝桜と栂緑道の桜並木
美木多上の和田川から見上げる大きな枝垂れ桜。ひと際目を引くこの桜は、日本三大桜のひとつである福島県美春町の滝桜の実生から育てられ、「御池の滝桜」として親しまれています。また、御池台から庭代台にかけて栂緑道沿いにも見ごたえのある桜並木が続きます。
御池台の滝桜
栂緑道庭代台付近の桜
富蔵の田園と上神谷街道(釜室)
泉北ニュータウンの間を流れる石津川の上流部にある上神谷地区に、明治期以降に整備された上神谷街道。江戸時代には、大仙陵から深井・伏尾を経て、富蔵の感應寺(通称・上神谷の妙見さん)への至る「妙見道」として知られていました。富蔵の集落は一面に田園風景が広がり、泉北丘陵の豊かな自然と眺望を満喫できます。
上神谷小学校付近から眺望
釜室付近