天野山金剛寺
天平年間(729〜49年)に僧行基が開創し、空海(弘法大師)が修行した寺と伝えられる南河内の名刹。現在の建造物は1170年に高野山の阿観上人の再建によるもので、以後「女人高野」として栄えました。南北朝時代には後村上天皇がこの寺で6年間政務をとられるなど、数々の歴史の舞台に。国宝をはじめ寺宝も数多く、境内は国指定の史跡。一帯は府営天野山森林公園になっており、四季を通じて美しい自然と静寂が訪れる者を迎えてくれます。(入山拝観料:有料)
金堂
特別公開時の金堂内
多宝塔
天野街道
狭山で西高野街道と分かれ、天野山金剛寺から和泉を経て熊野に至る古くからの参詣道。女人禁制の高野山へ登ることができなかった女性たちはこの道をたどって「女人高野」天野山金剛寺を目ざしました。街道筋のそこここに昔ながらの面影を偲ぶことができます。
天野街道
フォレストガーデン
自然の地形を活かして散策道や農業体験のできる菜園、休憩所などが整備された堺市営の施設です。池を囲む小高い丘をめぐって緑の林が続き、ちょっとした森林浴気分が味わえます。
フォレストガーデン
フォレストガーデン
市民菜園